当院脳神経外科を受診される圧倒的多数は頭痛やめまいの相談になります。脳の問題が万一でもあると、生命に関わる重大なことにつながりますので、まずその問題が無いという確認が重要になります。それ以外の症状でも同様に、脳の器質的な問題の有無の確認をする専門領域が脳神経外科になります。問題が見つかった場合は、迅速に信頼できる連携病院の脳神経外科専門医を紹介させていただいております。
MRI検査のメリットは情報量がCTスキャンよりもはるかに多く、医療被曝を受けずに脳の問題点を確認でき、造影剤も使わずに脳の血流を見ることが出来ることです。問題点が無ければ、それだけでも患者さんは安心でき、症状が改善してしまう人も沢山いらっしゃいます。
生命に関わる大きな問題ではない、大したことはない、これは重要なことではありますが、大したことはない症状でも身体が悲鳴を上げたことには変わりはありません。何故身体が悲鳴を上げたのかを解決していかねば、結局は薬で誤魔化すだけになってしまいます。
生活スタイルの問題なのか、食事の影響なのか、化学物質の影響なのか、頸椎の歪みや変形、脊椎の歪みや姿勢などの影響なのか、眼のストレスなのか、自律神経系のトラブルなのか、様々な影響で私たちの身体が悲鳴を上げてきているのです。その問題点をご一緒に模索し、改善して行く、このお手伝いをさせて頂くことが私たちが行っていく医療と考えております。
薬剤に頼ることは間違いではありません。しかし、身体からのメッセージに耳を傾け、薬が不要になることを目指していく、これこそが治療だと私たちは考えております。
上記の様々な症状でお悩みの方、どうぞお気軽に脳神経外科でご相談下さい。 一緒に問題解決を目指していくことこそ、私たちの仕事であると自負しております。